メンズアイドルとは?~種類が多岐にわたる現在~
現在、たくさんのメンズアイドルが存在します。昭和~平成にかけてはテレビやラジオといったメディアでしか活躍できる場がありませんでしたが、現在は大きく状況が変わっています。
「地下アイドル」「歌い手」の文化が大きく広まり、SNSでの発信がメンズアイドルの主戦場になっているといってもよいでしょう。
そしてもはや「地上アイドル&地下アイドル」という明確な区分けもなくなっています。
メンズアイドルの種類は多様化し「コンセプトや世界観・どこを中心に活動しているのか」がグループによって変わってきています。
さらに、一般的に有名な事務所であったとしても「下積み時代が長い・露出機会がない・SNSが制限されている」場合はグループとして大きくなることが難しいです。
実際に「グループの人気度・知名度」は関係ない状況だといえるでしょう。
「自分もメンズアイドルとして輝きたい」「ファンと一緒に夢を追いたい」と感じる方にとって、オーディションはその第一歩です。
この記事ではオーディションに応募する注意点や、初めて活動をする方への基本的な情報を分かりやすく解説します。
メンズアイドルの収入事情
メンズアイドルの事務所では「缶バッジ」「アクリルスタンド」「コラボ商品」「オンライントーク」などの商品が販売されます。
実際にアイドルの収入源となるのは「ライブ後の特典会でのチェキ」です。一般的に地下アイドルの歩合は「チェキの3割~5割ほど」です。
歩合が低いと感じるかもしれませんが、
「チェキフィルムの原価(50~100円ほど)で、チェキの1割程度」
「マネージャーへの給料」
「ライブのブッキング」
「楽曲制作」
「衣装制作」
において費用がかかってしまうため、アイドルに実際還元されるのは低い歩合となってしまうのです。
そして、メンズアイドルの仕事は「基本的には完全歩合」です。
売上が少なく歩合も低い場合はメンズアイドルの活動だけで生活することは難しいでしょう。
ただ、事務所によっては「メンバーが楽曲制作・衣装制作を行う」「マネージャーがいない(リーダーが給与管理)」などを行い、歩合が多いメンズアイドル事務所もあります。
そして、「歩合が大きい事務所で一人固定のお客がつけば、それだけで生活が成り立つ」のも事実です。バイトを辞めてそれ一本で生活するのも十分実現可能です(筆者もです)。
また、歩合が大きい事務所の方が「のちのち大きい収入」になります。
仮に、【毎回ライブに来てくれて10000円チェキを撮ってくれるファン】がいるとしましょう。月15回ほどライブがあった場合、総売りは15万円です。
実際に受け取る収入は
チェキ還元率3割の事務所であれば収入は4.5万円。
チェキ還元率5割の事務所であれば収入は7.5万円。
の収入です。
3万円ほども変ってきます。基本的には「メンズアイドルの収入はチェキ以外ない」ため、「チェキの歩合」は重要な要素だといえるでしょう。
バイトを早く辞めてアイドル一本で生活するには、歩合率が高い事務所での活動を優先すべきでしょう。
なお自分が運営する事務所の歩合は「7~8割ほど」です(事務所の利益ないです泣)
月15回ライブがあった場合、
チェキ還元率3割の事務所であれば収入は4.5万円。
チェキ還元率7割の事務所であれば収入は10.5万円。
6万円も変わってきます。
なぜこの歩合が実現できるのかというと、
「運営がアイドルとしても活動しているので、収入事情の厳しい演者の気持ちが分かる」
「楽曲制作や衣装、クリエイティブ制作をメンバーが出来、マネージャーが必要ない状況」
「基本的には演者が1番であるため、将来的に収入は全部還元したい思いがある」
ためです。余計な費用が一切かかりません。
当事務所では、「演者を第一に考えて」います。
歩合が高い当事務所への応募は↓の公式ラインからお願いします。
みなさんのご応募心よりお待ちしています。
メンズアイドルのオーディションで求められる人物像
メンズアイドルの活動を続けていくには演者としてモチベーションを維持したり・新しいことに積極的にチャレンジする姿勢が必要です。また、事務所へ「ちゃんと誠実に活動できるのかどうか」アピールする必要もあります。
そのため、オーディションでは「演者としてあるべき人物像」と「事務所から求められる人物像」を意識しながらのぞみましょう。
実際に活動で求められていることも踏まえてメンズアイドルとして求められる人物像を紹介します。
演者目線での活動・オーディション求められる人物像
演者としては「何ができる(技能)」や「顔」よりも性格や志(こころざし)が重要視されています。
また、「自分の見せ方(ムーブ)」も重要です。
どんな人物がメンズアイドルとしてあるべき人物像なのか解説していきます。
活動をめげずに続けられる人
活動は最初の頃はやはり大変です。
曲を覚えたり、スタジオで振りを覚えたり、SNSでの発信活動を頑張ったり…。お金も時間も出ていくことの方が多いでしょう。
最初はやはり大変な思いをすることが多いでしょう。
ただ、活動を続けていくと「必ずファンはできます」。
そして、グループとして活動を続けていくと「あのグループの○○」というように認知されるようになります。長い間活動していると「その人自身への信頼感(卒業や脱退を繰り返していないか、意外にファンは見ています)」が生まれるのも事実です。
個人的な感覚ですが「1年間」は活動を続ける気持ちでいましょう。
短い期間でファンが生まれる人ももちろんたくさんいますが、「継続的に活動できる人」が最終的には伸びます。間違いなく勝ちます。
情熱があって行動人できる人
歌やダンスに自信がなくても、ファンを大切にし、アイドル活動に情熱を注げる人です。
「情熱がある」と口でいうのは簡単ですが、具体的に「自分は何ができるのか」を常に考える姿勢が大事です。例えばできないことがあったら「メンバーや事務所に相談」したり「自分からやりたいことを積極的に提案する姿勢」です。
それがなく「自分の行動の結果を他人のせいにし、情熱をもって前向きに行動できない人」はメンズアイドルの活動は正直、、、向いていません。
協調性があり、わがままでない人
メンズアイドルはもちろん「個人が輝く」ことでグループ全体としても大きくなれます。ただ「自分の好きなように活動する」のと「個人が輝く」ことは断じて違います。
「個人として輝くために、自分のプライドを捨てたり協調性をもって活動する」ことが出来る人は演者向きだといえるでしょう。周りからも応援してもらいやすくなり、ファンも付きやすくなります。
ただ、下記の性質は演者向きではありません。
「言われたことが気に食わない時、感情にまかせてすぐにしょげる」
「愚痴を発信する(誰も得せず、ほんとに色んな人に迷惑をかけます。ほんとに)」
「自分の基準に従ってしか行動しない」
「グループのルールを守らない」
「他人との協調性がない」
メンズアイドルは「グループ活動」です。他人との協調性がない人は嫌われますしグループ全体に悪影響を及ぼします。
実際に自分が過去にいたグループでは、メンバーの一人が暴走した結果
「グループ内での活動が滞りメンバー間に亀裂が走りパフォーマンスが低くなる&グループの騒動を見かねたファン離れ」
が起きました。
正直「協調性・誠実さ」はかなり重要です。
個性がある人
上記の二つに比べると、実際はそこまで重要ではありません。
もちろん何の面白みもない人は、好きになってもらう要素は少ないかもしれませんが「実際そんな人はまれ」です。
ただ、個性的な部分が強い人は「そこに惹かれる人」も多いので活動において大きな武器になるでしょう。
また、「個性」というのはあとから伸ばすことが出来ます。トークや雰囲気など、勉強する材料(YOUTUBE・TikTokなど)は今の時代どこにでも転がっています。
安心して大丈夫です。
応援してくれるファンに対して「自分の見せ方」を意識できる人
活動に対して誠実に取り組んでいる姿を日々ファンに見せることが出来る人は応援されやすいです。
ただそれは「自分のありのままの姿を見せる」のとは決して違います。
「応援してくれる人に対してメンバーや事務所に対する愚痴を言ったり」「活動にネガティブな気持ちを投稿したり(もう活動やめたい~など)」するのは決してやってはいけません。
あえて狙って投稿して「困難を克服するストーリー」として見せるなら良いのですが、感情に任せた投稿をすると応援してくれた人は必ず離れます。
また周囲にも迷惑をかけることになるでしょう。
迷惑をかけ「解雇」されてしまうと、他事務所に評判が流れ将来的な活動もできなくなってしまうかもしれません。
自分のグループでも「自分の見せ方」を意識できずグループに迷惑をかけ卒業することになったメンバーがいます。
「アイドルとして当たり前」な部分ではありますが、「最低限人に迷惑をかけない範囲で、自我をコントロール」できることは必須条件だといえるでしょう。
事務所目線でオーディションで求められる人物像
協調性があり、活動に協力的なこと
演者目線のところでも書きましたが、協調性は非常に重要です。
協調性がないことはグループ全体に大きな悪影響をもたらすのは先に書いた通りですし、それは事務所からすると「いつ爆発するのか分からない爆弾」を抱えているようなものです。
「グループ活動で順応できるのか」「相手から特段の好意を抱かれることはなくても、相手に嫌な思いをさせないで相手を気遣ったコミュニケーションができる人間なのかどうか」は大きな判断基準です。
また、月15回ライブがあるのに1~2回しかライブに出られないような状況だとさすがにファンは付きません。グループ全体のモチベーションにもつながってしまいます。
最低半分くらいはライブに出られるような状況が望ましいです。
グループの雰囲気にあっている・足りない部分を補える人
グループの雰囲気に合っているかどうかも重要です。
例えばV系のアイドルにはV系が好きなお客さんが来ます。その時に自分がV系に寄せられていなかったとしたら、好きになってくれる人も少ない(もちろんいなくはないです。自分が他のメンバーと違うことがアピールになる部分もあります)です。
また、グループとして足りないキャラ(可愛い・高身長・お笑い)などがあると、そこにはまるピースの人がいれば採用のケースも多いです。
自分たちの話になってはしまいますが、自分たちのグループは「わちゃわちゃ楽しい」「RINDO系」「親近感がある」のがコンセプトなのでやはりそれに魅力を感じる人が集まってきます。
売上を増やせそうな人(重要)
グループ活動を継続できるのは「売り上げがあってこそ」です。楽曲も衣装もスタジオを借りたりするのもマネージャーも全て「売り上げ」があるからこそ実現できます。
そのため、事務所からすると「売り上げを上げてくれる演者が一番重要」です。売り上げがある要素をアピール・実績をそろえておくのも重要でしょう。
たとえば、
「ライブ活動をしていて動員が多いこと」
「SNSで発信して、フォロワー(生きている人・自分のファン)が多いこと」
「お客さんを一人つかむまでは、どんな環境でもずっとビラ配りをやれること」
「学生時代に死ぬほどモテてきた(マッチングアプリでめっちゃモテる)、女性への対応に自信がある」
などです。
実績はなくても大丈夫ですが「この子は売れそうだな」と思ってもらえることが必要でしょう。
自分が運営するグループでは、現在オーディションを行っています。
未経験でも活動のイロハはしっかり自分が教えるので、安心して活動できます。
この章で書いているように「めげずに活動できる人、情熱をもって挑戦できる人」を探しています。「ルックスや容姿」は最重要視していません。
事務所の紹介動画(自分が話しています)は↓です。
当事務所への応募は↓の公式ラインからお願いします。
一緒に頑張れる仲間を心待ちにしています^^
メンズアイドルのオーディションに応募する際の注意点
事務所に応募する際の注意点ももちろんあります。
自分が活動して実際に感じている・周りで耳にすることをお伝えします。
最低限この点を抑えておくことで「アイドル活動で失敗する」原因を少なくすることができるでしょう。
不当な費用がかかる
費用がかからないといわれたのに、ことあるごとに費用を請求される事務所には注意しましょう。
普通の事務所はオーディション後に過剰なレッスン料や初期費用を請求することはありません。特に、合格後に高額な費用を要求される場合は注意が必要です。
ただ、衣装(貸与)という形で契約され、その衣装を紛失してしまう、汚してしまうなどの場合には費用がかかる場合もあります(貸与のものを紛失したらお金がかかるのは、社会生活で当たり前のことではあります)。
衣装の費用が高額の場合(5万など)その分は返済しましょう…。事務所が利益のためにメンバーから費用を取ることと、メンバー自身の責任で費用がかかることとは全く別問題なので、その点は気を付けましょう。
活動に費用がかかるか(かかる場合はどのような費用なのか)、面談時に必ず聞きましょう。
契約条件をよく確認する
違約金や契約期間、活動条件に関してはよく読みましょう。
契約期間においては長期間にわたる契約(2年間)を求められる場合が多いです。自分の将来を左右する契約なので、慎重に検討する必要があります。2年間の間に他の事務所に移りたい、となった場合でも事務所間で金銭トラブルになる可能性があるため、移籍先の事務所から拒否されるケースが多いです。
また、途中で契約を解除した場合に多額の違約金が発生することがあるため、違約金の有無やその金額についても確認しましょう。法的に拘束力があるかというと微妙なラインですが、そこで違約金を払わなかった場合「ルールを破った」として同じ業界で活動ができなくなる可能性・悪評を流される可能性はかなり大きいです。
大手(名前が知られている)かどうかは全く関係ない
大手の事務所だからといって信頼がおけるかどうかは全く関係ありません。
というより大手事務所は「売れてないうちは入る意味が全くない」と個人的に考えているので大手ではなく、風通しよく活動できる事務所をおすすめします。
理由としましてはいくつかあります。
まず、「所属することにお金がかかる、レッスン費用がかかる」場合が多いためです。「オーディションに合格」した場合でも、そこからお金がたくさんかかったり、露出させてもらえないケースがほとんどです。
大手といえど経営が苦しい状況です。もともとSNSで数字を持っている人間やライブハウスに動員の実績がある人間をスカウトするようになっています。
SNSで上手くいっている人を表舞台に出してより大きな収益をあげ(アイドル・アーティストにとっても表舞台に立てるメリットがあります)、そうでない人間は「オーディション」に受からせ「養成学校」という体で合格させた人間から収益をあげる。
現在、大手事務所の多くがそういったビジネスモデルになっています。(どこがとはもちろんいいませんが)
また、SNSの制限も多いです。
大手の事務所である以上、所属の大手のアーティストへのイメージダウンの波及があることを見越して、SNSの運用を自分でさせてもらえないケースも多くあります。
これから活動を初めて開始しようと考えている人にとっては、個人的に大手の事務所への応募はおすすめはできません。
ちなみにですが….自分が代表を務める事務所では、ここまで紹介したような「不当な費用がかかる」「SNSの運用をさせない」といったマイナス要素は一切ありません(注意点を紹介する本人がやってたら説得力ないですよね笑)
もちろん、メンズアイドルとして活動する場所は地下ですが、だからこそ身につくものがかなりありますし、ここで通用するならどこに行っても通用すると思ってもらえるような体制にしています。
本気で自分の人生を変えたい方は、下記の公式ラインからぜひご応募ください↓
一般的なメンズアイドルのオーディションからライブまでの流れ・期間
メンズアイドルのオーディションは書類選考を経て審査があります。
ライブ活動開始までのスケジュールとしては大体3か月~半年ほどです。期間と流れを紹介します。
書類選考(0日):応募内容をもとに審査します。公式LINEでのやりとりがほとんどです
一次審査(1~2週間):カフェやスタジオ・オンラインなどでの審査・面接を通じて、グループに合うかどうかを判断します(お互いに)。このあとすぐ活動開始のケースも多いです
最終審査(2~3週間):グループとの相性があえば、一緒にやろうという話になります
活動開始(超はやくて1ヵ月):他のメンバーが集まっていればアー写撮影、曲や振りを覚える・ビラ配り・ライブ配信などを行います。メンバーが集まっていない場合は期間が延びます、、、(最悪グループ活動開始できない場合も全然あります)
ライブ開始(3か月~半年):実際にライブ活動開始です。ライブ活動だけを行えばいいわけではなく、衣装が変わればアーシャ撮影、新曲や振りを覚える・ビラ配り・ライブ配信などを継続的に行っていきます。
事務所によって違いますが、基本的にはSNSを更新して面白い発信をしていくことが求めれるでしょう。
個人的には実際にもう活動しているグループに入ることをおすすめします。
理由はこれから作るグループだと最悪とん挫してグループ自体がなくなる可能性もかなりあるからです。
曲もある状態の方が振りも覚えやすいですし、スピード感早く活動できます。
自分が代表を務めるグループは、すでに活動開始していますし、これから大きくなろうという方向性でみんな活動しています。
初心者ばかりで人数も少ないですが、だからこそ色々なことに挑戦でき、スピード感があり柔軟に活動できます。ぜひ下記の公式ラインからご応募ください。
まとめ : これからメンズアイドルオーディションを受ける人にむけて
この記事ではメンズアイドルのオーディションを受ける注意点について紹介してきました。
新しい挑戦は悩むことも多いかもしれません。
ただ、そこから一歩踏み出して、ぜひ挑戦してみてください。自分の理想の将来をつかむことにきっとつながるはずです。
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